COLUMN / ESSAY

「2ちゃんと語ろう、今年のルマン。」 ―不明を正す―

今年のルマンも終わり何らかの報告をしなくちゃと思いながら、どうにも筆の進まない原因をつらつら考えるに、報告する対象が不在だから誰に向かって何を語れば良いのかがあやふやで、突きつめて考えると何もしなくて良いという事になってしまう。
童夢にとってのルマンは、八百屋のおじさんが儲けの全てをつぎ込んでラジコン競技に興じているようなものだから、説明が必要だとすれば「いつもバタバタしている割にはお金が残らないわね?」と思っているかもしれない家内への言い訳くらいだが、その家内もまるで無関心だからそれも要らない。 「人間、生きている限りは誰かの世話になっているものだ」などという漠然としたお世話は知らないが、事、童夢のルマン・プロジェクトに関しては誰の世話にもなっていないから、だから誰に何の報告をする義務も無いし、何よりも、報告を心待ちにしている人も多くはないだろう。
今年のルマンに関して言えば、ほぼ予想通りの結果となっているので特にトピックスは無い。あるとすれば、13日の市内パレードの日、応援棒を叩くのに夢中になっている間に財布を掏られたことくらいだが、これは、サッカーの応援の時にも注意をしてほしい。
そんなルマンから帰ったある日、適当にルマン関係のサイトを流していたら、2ちゃんねるの童夢に関するスレッドに流れ着いた。
だいぶ以前に覗いたことがあるが、ある事柄を、最も正視せず最も曲解して最も悪意に満ちた解釈をして最も誹謗中傷的表現の限界にチャレンジする、ある意味、自分の心の闇のガス抜き場所になっているようなサイトで、これだけ何もかもに否定的な人たちに、もし誉めてほしいと思ったら、一体、何をすれば喜んでもらえるのかと考えると面白いし、また、これを2ちゃんねるの人たちが知ったらどのように批判するのだろうと考えるようになってしまうほどだ。
久しぶりに見た童夢のスレッドには相変わらずの誹謗中傷が羅列されていたが、その、まるでお門違いの内容を読んでいる内に、これらに答える形で真実を伝えることによって、ちょっと変わった今年のルマンの報告が出来るのではないかと思うようになってきた。過去ログまでは読めなかったので、とりあえず、ルマンに関した投稿に、「なんでやねん!」という突っ込みをベースにした今年のルマンの報告をしてみたい。

【屋根付】童夢を応援してみる? 4台目【エアコン付】の発言より

カーボンマジック、今では大型ジェット旅客機の部品を受注するまで成長している。
機体の部品?ご冗談でしょ。とてもジェット機の部品作ってる会社には見えないよなw

航空機用のカーボン・コンポジット製品の製造基準は大変に厳しく、一定のレベルの製品を受注するためにはボーイング社が定めた基準を満たす設備等が要求されますし専用の工場も必要であり、ちょっとした部品の製造を受託するだけでも20~30億円の設備投資が必要です。尾翼くらいまで行きつこうとすると1000億はかかりそうです。その代わり条件を整えて生産を受託してからは安定的に仕事が来ることになっています。
一応、童夢にも二次下請けとしての打診はありましたから「とても見えない」は見えていないだけの話だと思いますが、基本、私は量産の仕事に興味は無いのでお断りしています。それ以前に設備投資も出来ませんが。

童夢カーボン・マジックの製品なんてバックスとかで売っている「カーボン風インパネ」と五十歩百歩だろ

通常、アフターマーケット用に売られているカーボン・コンポジットと称する製品は、ほとんどが東南アジア製で、黒染めしたガラス繊維で作ったものや、一層目と最終層だけカーボン繊維で中間はガラス繊維だったり、ドライと称してウェットだったり、まともなCFRP製品は無いと思っていた方が良いでしょう。
このような品質でレーシングカーのモノコックを作ったら、たちまちサスペンションは脱落し、エンジンを繋いでいるバルクヘッドは吹っ飛び、1コーナーを曲がっただけでモノコックに亀裂が走るでしょう。それ以前にFIAのクラッシュテストにパスしません。もし、「カーボン風インパネ」で作ったモノコックでクラッシュテストに合格できるノウハウがあるのなら教えてください。比べようのない異次元の製品です。

童夢のコラムはキモイ。あれじゃあレース界から嫌われるのも無理はないな。自分さえ良ければという意識がありあり。
自分とこさえよければいいのならJRPに高いバックマージン払ってFポンのワンメイクを受注してるだろw
自分さえ良ければいいなら要らん事いわんだろ。
みのるたそは政治に首つっこむのもう止めたのかと思ったら工業会のボスになってるじゃん
こういう新しいことすると既得権益を持つ奴らがかみつくんだよな。気をつけて欲しいところ。

フォローありがとうございます。生活様式が全く異なるのでレース界の人たちと親しく付き合っている訳ではありませんから、どれほど嫌われているのか実感として解りませんが、由良拓也は会う度に「林さんってホント嫌われているよね」と言いますから、皆さんがおっしゃるように、相当、嫌われているんでしょうね。 基本的に、私は、自動車レースは自動車開発技術の戦いだと言い続けていますし、私以外のほとんどの人達は自動車レースとはドライバーのテクニックの戦いであると言い続けている訳ですから、根本的に意見が合わないのは事実です。
それを、やさしく言い含めて説得していくような方法をとれば目的には近づくのでしょうが、それが我田引水な目的なら手段を選ばずという事は有り得ても、業界全体の発展振興を願っての事であり、その足を引っ張っている張本人に反省と理解を求めているのに、その頑迷固陋な頭の人たちを優しく説得してまで業界のために尽くすなんて器ではありませんので、私は、「いい加減に解れ、バカ」と言い続けます。
ただし、全く効果がないのは解っているので、日本の自動車レースをまともにする最後の手段として「日本自動車レース工業会」を立ち上げましたので、そこでは嫌われないように皆さんの意見を集約しながら目的の完遂を最優先に努力を続けたいと思っています。

工業会の面子をみると、童夢は最近はトヨタに色目を使ってるようなので納得な人事構成だよな! トムス、ケン・マツウラ、アールアンドデー...
んなこたねーだろよ。ゆらたくさんだって戸田さんだって関係ないし。アールアンドデーだって、トヨタ系ではないわな。
トヨタ云々は知らんが、今までわだかまりのあった所とも手を組んだのは確かかな?工業会に東京R&Dも参加してるってのは意外だったな。さすがに小野氏は発表会に来なかったようだが

ここでいろいろフォローしていただいているように、トヨタに色目を使っているという要素はどこにもありません。それより、東京R&Dを加入させたことを、これほど注目していただいていたのは驚きです。鋭いですね。
東京R&Dを許した訳ではありませんが、それはあくまでも私怨。公的な活動に最初から私怨を持ち込んではまとまるものもまとまらないでしょうし、それはそれ、これはこれと思っていましたから、初めて私から間宮に声を掛けました。

誰が乗ったところでミノルタソにとっちゃ車の構成部品・・・岡山でテストしてくれたら見に行けたのに

自動車レースの構成要素の一部とは言っていますが、車の構成部品とは言っていません。一般的には私がドライバーを軽視しているように言われがちですが、JMIAが目指す自動車レースの振興策が成功すれば日本の自動車レースが盛んになる訳で、盛んになって真っ先に需要が増えるのは当然ドライバーな訳であり、ニーズが高まればステイタスは向上しギャラはアップするのは理の当然ですから、つまり、ドライバーのために努力してやっているようなものなのに、ドライバーの天敵のように言われるのははなはだしく心外です。

伊藤大輔 片岡龍也 立川祐路。立川は意外だったトヨタを意識してるなぁ
トヨタ系ドライバーってのはおいといて、この3人ってここ最近の日本がらみのルマン参戦計画の中ではいちばんいいラインナップじゃない?
立川かよ。童夢はほんとうにトヨタと組むつもりなんだな

フフフ、こういう推測をしている時期が一番楽しいんですよね。そのうちなんかが発表されて、「やっぱり!!」とか、「えっ!」と大外れだったりして。

DOMEのフォントって市販されてる?
それともオリジナルなんだろうか

よくぞ気が付いてくれました。この種の質問は初めて目にしました。あれは、童夢-零を発表した時に私が製作したフォントでアルファベットと数字が揃っています。

みのるタンと鈴木英紀はひねくれ者同士だから気が合うのかもね
二人ともそれぞれの業界では鼻つまみの嫌われ者だから同病相憐れむのかもね

鈴木英紀は、質問のレベルは低い割にエンジニアにしつこく聞いてくるからうるさがられていましたが、長らく見ていると、とにかくそのオタク的興味の強さと熱心さは筋金入りで何とか正しい報道をしょうと言う努力は本物だと感じました。しかし、そのしつこさと変質的な観点は限りなく異常に近いので、電話がかかってくると受信ボタンを押すのに勇気が要ります。いずれにしても、比較されるだけでむかつきます。

参戦費用…ルマンは童夢の趣味だからw 今まではRfHに委託だったからスポンサー集めしてたけど
今回はどーするんだろ。スポンサー希望の問い合わせとか沢山来るんかな。

RFHには車両やスペアパーツやエンジンなどを貸与し、RFHはスポンサーを獲得してレースに参加するという役割分担でした。まあ、実際にはそういう訳にはいきませんでしたが。
つまり、童夢はスポンサーの獲得権をRFHに移譲していた訳で、童夢としてスポンサーは獲得していません。

CG誌見たけど、JMIAはFCJのシャシー受注できなかったんだね。

わが国ではルマン商会から輸入されたシャシーしか採用されません。

JMIAの構想してるF660だっけ? 軽自動車よかアメリカでやってるFormula 1000みたいにリッターSSのエンジン、ミッションを流用したほうが安価で魅力的なカテゴリーができそう

最終的に、パワーユニットに関してはリストリクター径を20mmに制限するだけで、あとはほとんど自由のFORMURA20という名前に決まりました。開発競争がテーマですから、たぶん、安価という話は無縁でしょうね。
廉価版レースはFJとかF4とかたくさんありますから、これ以上増やす必要はないと考えています。

PP「だけ」取るのって確率で言うとどの位かなあ?
もともと予選順位第一主義だから、本戦は余興みたいなもんさ。
ただでさえ走り込み不足で、本線で勝とうなんで思っていないと思われる。
童夢じゃ端から24時間をワークス相手にできるとは思ってないだろうし、せめて予選でがんばりたいんじゃね?
だったらフルワークスマシンで戦っているSGTでも予選第一主義を貫く理由が成り立たない
レースの世界で最速がでる予選が車の性能とされるのは常識。
勝負にこだわらず、性能に重きを置くのはコンストラクターとしてはこれまた常識。
ワークスは耐久性が宣伝のためにも大切だが。
社長が予選で帰ったからといって何の不思議はない。

このあたりPPをターゲットにすることを批判する論調が多く見受けられますが、私たちの正体はコンストラクターであり、レーシングチームでもエンジンビルダーでもありません。
興味としても、長丁場のレースをどう走り抜くかというようなことには全く興味がありませんし、速い自動車が好きでこの世界に首を突っ込んで以来、速さが最大の興味の焦点です。
ではなぜ耐久のルマンを選ぶのかと言うと、新しいレーシングカーを開発してレースに挑むには、年に1回の開催がベストタイミングだからです。
ルマンから帰ってきて、敗因を分析して、対策を練って、ニューマシンの開発を開始して、テストして日本を出発するころには1年が過ぎているという訳です。
PPに拘るのは純粋に開発の成果が表れるからで、レース中に前車のスピンに巻き込まれたりタイヤがバーストしたり周回遅れに阻まれて抜けなかったり、そんな不確定な要素に一喜一憂している趣味はありません。

リタイア届けにサインはせず明け方完走ねらいでコースに出るとかグループC時代、
86年以降童夢がチームとしてル・マンに参加しなくなった理由知らないのね。

表向きには、車両の開発に専念してほしいという事でした。

D社は今年日本のメーカーT社のお金で新しい車を作りましたね.
2010年にはあの車でT社がルマンに出るはず。エンジンはT社のディーゼル+電気のハイブリット,,,,,
というもくろみでしょう
HMさんのうまい口車に今回はT社がはめられた訳です。日本にも海外にもD社の口車に乗せられた被害者は一杯いますよ
まさかー、t社から金もらってたらもっと立派にするだろ。
2010年にまた新車の一つくらい開発させてもらうだろうに。
開発費をたっぷりいただいてそれをすべてポッケに入れるのがDさんの方程式です あとで足りないといって
予算を追加させるのも彼らのいつものパターン

全く事実に反しますし、どれほど自動車メーカーの口車に乗せられて損をしてきたか分からないくらいですが、現業中の今は何も言えませんので、私が死ぬ前に「童夢へ」で約束した「童夢から」を出版し、そこで全てをぶちまけてやろうと思っています。どうかそれまで生きていてください。

ところでD社の作ったS101って
どんな車か知ってますか,,,,
あれってbmwの作ったレーシングカーのコピー こんどの102はP社に似てますね,,,ライト周りくらい変えないと

郷さんから、「この車を速くしてくれ」と頼まれて、空力を改善して富士で5秒以上速くしましたが、その遅かったマシンをコピーするって何なんですか?ちなみにベース車両はウイリアムズ製でした。

T社からお声が掛からない京都のお公家さんの負け惜しみですかw
そういえばお得意様のH社からもF1で無視されましたもんねw

両社から、いろいろお仕事を頂き食いつないでいますから、声も掛かっていますし無視もされていないと思いますが・・・。

ゆらたくは社交性があるからTVの解説やゲストで呼ばれるけどみのるはひねくれ者だからBBSでしか声が掛からない
ミノルタソを解説やゲストに呼んだ日にはどんな発言をされるか分からないので様々な方面から止められそうw と言うか社長自身「TV出るの苦手」とか言ってたような。

いや、どう考えても私の方が社交性はあると思いますよ。由良拓也によれば「コーヒーのCMの候補として僕と林さんが残ったけど、最後はビジュアル面で僕に決まったみたい」と言い続けていますからビジュアルの差ではないでしょうか。

予選がダメだったという弱音を林さんが言ったので、
まだ本戦まで24時間もあるのでやることはあるだろう。
がんばれとメールを送ったら「甘い」という内容で
メールが帰ってきた。びっくりした。
まさか本人から帰ってくるとは思わんかったからね。信じられんだろうけど本当だ。

誠実な内容には、なるべく返事していますよ。

童夢のオリジナルダンパーはどこかのメーカーと提携して作ってるの?

ほぼ内作です。さるメーカーでレーシングダンパーを開発していた優秀な技術者がいますので画期的なダンパーを開発しています。

「亜久里は悪気のないペテン師」同じ業界の人間が思ってはいても言っちゃいけないよね。それって野村克也や長嶋茂雄が理由はどうあれ「イチローはチンピラ」って言ってるようなもんじゃん
自分が居る業界のレベルが「程度が悪いですよー」ってわざわざ宣伝してるようなもんで普通はやらないですよね。
相変わらず大人げないですね。自分がフラれた(相手にしてもらえなかった)腹いせに相手の悪口言いふらしてるような輩と同類にしか見えないのですが。まぁ今回に限った話ではありませんが

私は、HONDAを最下位グループで走らせるような計画を練った者や支援した者や実行した者を、一切、認めません。
それに、ここは他人をこき下ろす場所でしょ?他人の悪口を言うものを批判したらパラドックスのように自己破綻してしまうのでは?

童夢を支える若い力を信じたい。技術者の育成に関してはよくわらないが、かなりの水準で、モチベーションはかなり高いと思われる。デザイナーもしかり。
なにしろ、自動車のためなら寝食をわすれ打ち込む集団らしい。もちろん、社長にはもの足らないらしいのですが。
少し技術系に偏りすぎていて、業界に通用する戦略家がいないことが大問題と思われる。これまで、多くの優秀な人材を輩出した社長さん、どうか技術系以外の人材育成、がんばってください。
なんつっても営業がいないことが自慢の会社だからね。中世の芸術家についてたパトロンのようなスポンサーが ついてくれればいいんだけどね。
なんか理系が自分の信じた道を突き進むって言うのは格好良いし、「理解されなくても俺はやってやる」ってところが男らしくもあるんだけど、俗かも知れないけど「花より団子」っていうのも生きて行くには大事。

どうもここらあたりが根本的な誤解の発生源のようですね。最初から童夢に目的は無いのです。カラスを造った時から目的なんぞありませんでした。ただただレーシングカーを造りたかっただけで、それからもずっと目先の欲望を追いかけてきただけです。
画家の息子だった私が自動車を造るなど家族は大反対で、いつも借金を返し続ける私はまるで出来損ない扱いでしたし、初恋の女性に告白も出来ないほど将来は絶望的でした。いつも、こんな道楽は止めたい止めなくちゃと思いながらも火の玉のような情熱と欲望には抗しきれずにずるずると足を洗えずにここまで来ただけです。
もし私に、確たる目的意識とか人生計画なんかがあったとしたら、たぶん、レーシングカー・コンストラクターという職業は選択していなかったでしょう。レーシン グカーを造りたかったら、別のビジネスで稼いだお金をつぎ込んで楽しんでいたでしょうし、結局、現実もそれに似た形になっているし、もし私がビジネスに徹していたら、たぶん、もっと好結果を得ていたと思っていますよ。
目的とか計画性とか結果を出すということがそれほど重要なことなんですかね?私は、スポンサーにも頼らずに谷町に媚を売ることも無く必死に売り込むこともせずに、自らの力で一番好きで楽しいことをしている私自身の現状にかなり満足していますし、しかも、人一倍遊びたおして時間を無駄に使っての結果ですから、これで真面目に取り組んでまともに戦ったりした日にはどうなってしまうのか、かえって心配なくらいです。
昔、レース雑誌で、由良拓也vs林みのるというような特集が出たりして本人もその気になっていたようですが、「例えお前が俺と同等の成果を出せたとしても、お前は寝食を忘れて努力した結果だし、俺は半分は飲み屋で過ごしての結果なんだから、はなから勝負にはなっていない」とからかっていたくらいで、もともと、そんなにシリアスに生きている訳ではありませんから。

バブル時代の童夢のスポンサー向け企画書を読んだけど調子に乗りすぎ、というか身の程知らずというか呆れかえってモノが言えない
まあバブルだったからスポンサー付いたんだろうけど今もあの調子でやっているのならスポンサーが付かないのは当たり前だよ

今はもっと調子に乗っています。なにしろ、2008年用のスポンサー企画書はあることはあるのですが、結論としてスポンサーは付けないと締めくくっているのですから調子に乗りすぎです。バブルでもないのにね。

しかし、レース前から自分からこんなに秘密ばらしちゃうコンストラクターって珍しいよな

遊びですから。

どうなんだろう?真っ白なボディの あの潔さは。あえて,スポンサー探していない感じもするんだけど?
コンストラクターを強調している事からも、あえて探す気もないと思われ。

正解です。10億以上の資金をつぎ込んで、高々、1~2億のスポンサー探しに東奔西走するなんて屈辱的ですらありませんか?申し込まれたらすぐに受けますが。

お約束通り今年も夜の間に終了ですか。ガソリンカークラスでも最速というわけでもなく予選でもいいとこなしで
お祭り会場でテストかよ。もうやめちまえ永遠のド素人がみてるこっちが恥ずかしいわ

長年に亘り「金も無いお前たちにルマンに行く資格は無い」と言われ続けてきましたし、確かにお金はかけられませんでしたから、内容的には明らかに素人です。
皆様に「がんばれ」と言っていただける体制を構築するには最低でも数十億円は必要でしょうし、「見ていてはずかしいわ」とか言う人が1円も出してくれる訳ではないので、お金ないから諦めるか、お金ないけどやってみるかの二者択一ですが、私は「カラス」を作った時から「お金ないけどやってみるか」を貫いていますから、ある意味で「お金ないけどやってみるか」のプロです。

ま、今年の結果が示すように、予選ではやけりゃかてるんだなんてF1思考を耐久レースに持ち込もうという林社長のグダグダな考えは間違えているということですね。アウディーは最高速も、ラップタイムもプジョーより遅いのに勝っちゃったからね。
あの人予選第一主義で優勝しようだなんて考えてないからw

何度も言いますが、ルマンに勝つために予選を速くしょうとしているのでは無く、予選でのポールポジションの獲得を目指しているのでお間違いなく。そのうち、潤沢な予算が使えるような状況にでもなれば、自動車メーカーのように事前の24時間テストを何回も実施したり溢れんばかりのスペアパーツを持ち込んだりして優勝も狙ってみたいと思いますが・・。

もう勝負が付いてどん尻かリタイアかってときに決勝レース中にウルトラソフトタイヤ履かせて
燃料ギリギリの予選アタック画策する童夢ってルマン舐めてるよね
レースの神様はそんな童夢に怒って雨降らせたけどドーピングファスティストなんて意味ないし決勝争っている
他のクルマに失礼だろ
ルマンの決勝レースをテストデイと勘違いしている童夢とそれを自慢げにレポートする御用ライターの鱸は来年からルマンに来なくてイイよ

決勝を争う権利を持っているのは6台の車だけであり、明らかに、その他の参加者はヂーゼル車の勝利の舞台を際立たせるための枯れ木の賑わいなんだから、枯れ木たちは、それぞれにルマンを楽しめばいいんじゃないのですか?
レースの神様に失礼と言えば、こんな茶番に、これだけのエキストラを集めるACOも神様を怒らせていると思いますよ。スタート後の、まるでGT-500と300のような速度差を強いられているガソリン車をご覧になればお解りのように、現行のレギュレーション下でマジに優勝を狙ってルマンに行っているガソリンエンジン車のチームがいるとしたら、「ルマンを舐めている」以前にレギュレーションを読んでいないのだと思いますよ。
では、絶対に勝てないレースに、何故、あれだけたくさんの参加者が集まるのかと言えば、みんなが優勝を狙っているのではなく、あの浮き浮きする大好きなルマンに参加したいのであり、ほとんどの人たちに優勝の意識はありません。あの楽しいお祭りの踊りの輪に入りたいし浴衣は手染めを着ていきたいだけの話です。
「童夢ってお祭りを舐めているよね」とか「お祭りの神様が怒っている」とか「踊っている他の人に失礼だ」とか、その方が「勘違い」のように感じます。

コーナーでのトップチームとの差はとっても大きかったようです。
同じコーナーでプジョーがリヤ振り乱してるのと比べたらむしろ小回りさえしていてS102が限界まで攻めてないのがわかったけどな。
それはドライバーがヘタレだからだろ。まあ102自体が限界まで攻める気にさせない(恐怖感を感じる)ヘタレなのもあるが

まあ、前段でも述べていますが、SGTCでGT-500とGT-300のマシンがコーナーを抜けていくのを見て「差が大きい」「限界まで攻めていない」「ドライバーがヘタレ」「マシンがヘタレ」とこき下ろされているGT-300のようですが、参考のためにドライバーの伊藤のコメントを紹介しておきます。「コーナーはついて行けるんだけれど、出口からの加速が違う。それも普通の速さじゃなく、たちまち小さくなっていく感じ」という事で大輔が嘘つきでなければ、そんなレースだという事です。。

ヨーロッパにはスーパーアグリチームとドライバーリソースも残ってますから、亜久里さんの爪の垢でも煎じて飲みはって、泥まみれになって夢を追いかけるはる林はんのお姿を見たいもんですわ。ほな、おきばりやす。

胃腸はそれほど強くないので亜久の爪の垢なんか飲んだ日には即死するでしょうし、ちょっと汗をかいただけでシャワーを浴びないと気がすまないようなきれい好きですから泥まみれなんてとんでもありません。

いつからみのるタンは本気になるんだ?それとも奥さんが跡継ぎになるのを待っているのか?
奥は雇われデザイナーに過ぎないからミノルタソのようなお大尽遊びで金を浪費する度胸無いな。
せいぜいメーカーの下請けでSGTマシンの開発が精一杯だよ。

たぶん、童夢の中で最も度胸があるのは奥です。率先してルマンというお大尽遊びで大金を浪費していますから。それに、ルマン・プロジェクトはやりたい放題ですが、自動車メーカーの下請け仕事は桁違いに大変です。
なにしろ、大企業のサラリーマンと言うモンスターが相手ですから。

2ちゃんねるを相手にすることはタブーのように言われていますし、その内容がかなり低俗である事には同意しますが、内容の良し悪しは別にすれば、これほど盛んに自動車レースに対して論じている場所は少ない訳で、私は、ある意味で貴重な場所だと思っています。 感想としては、表層の出来事だけを見て思い付きの悪口を並べ立てているだけで、実は、世の中はもう少し複雑だから、一皮めくるとか裏を返すとかすると全く違う一面が見えてくることも多々あります。
プロもオタクも一般の人より少しでも中が(真実)見えていてこそプロでありオタクだと思うので、とりあえず、一歩踏み込んで考察する事をお勧めします。
まあ、日本のレース界には何の不都合も存在しないし前途は洋々みたいな専門誌のちょうちん記事の羅列には辟易していますから、それよりは100倍楽しく拝見しました。今後は、もう少し核心を突いた批判をお願いしたいと思います。

追記→これは2020年に追記したものですが、2005年にトヨタから一緒にルマンを戦おうとお誘いがあり、童夢がシャシーの開発とレース活動を担当する事になっていました。これは、私が思い描いていた夢がそのまま実現したような超超超ラッキーな出来事でしたから、それから計画を煮詰め、2006年の後半から実験車であるS102の開発に取り掛かりました。トヨタの参戦は2010年からと予定していましたので、S102と2008年2009年のルマンは、その為の準備とテストに徹していましたし、ドライバーもトヨタの指定するルマン未経験者を乗せました。
しかし、2008年の後半になって、リーマンショックを理由にトヨタのルマン・プロジェクトは中止となり、私の夢は泡と消えました。その後、トヨタはルマンに参戦を開始していますから何らかの方針変更があったのでしょう。
私は、一気に夢から覚めてルマンからの決別を宣言します。詳しくは拙著「童夢から」を読んでください。

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