はないし形もかなり変えられていた︒ ドライバーを見ると従兄の林将一で︑どうやら︑私が置きどころに困って将一のショップに隣接する父の土地に運び込んでいた二次型を流用して作ってしまったらしい︒ 当時のFRPの使い方としては︑なるべくペラペラに作って軽量化を図るのが常套で︑ハードトップなんかは︑停まっている時はルーフが垂れ下がっているが走り出すと形が復元するというのがカッコ良くセールスポイントになるくらいだった︒ MACRANSAもペラペラに作っていたから表面は凸凹で︑いわゆる面が出て214将一スペシャルマスター型を流用して製作したからボディ表面はとてもきれいでしっかりとした感じに仕上がっていた。軽くはなかっただろうが。
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