童夢へ
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なった︒3■月弱の苦労が水泡に帰した無念さは察するにあまりあるが︑ワークスMACRANSAも無事に予選は通過したものの︑第一ドライバーの鴻池は睡眠不足と過労で出走不能︒第二ドライバーの石田がひとりで6時間は頑張ったが︑居眠り運転でクラッシュという悲惨な結果となった︒ このワークスMACRANSAは︑中央市場で食堂を経営する石田の父親の支援も受けていたので︑実質的には石田のマシンという位置づけだったため︑この後の鈴鹿1000kmレースにおいては︑スター212鈴鹿12時間レース食うものも食わず、徹夜続きでなんとか完成させたMACRANSAだが、鴻池は睡眠不足で出走不能。石田は居眠り運転でリタイアと散々の結果となった。自業自得だが。

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