童夢へ
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 しかし︑道を隔てた向かいのマンションに住むホステス嬢︵ち■っと年増︶たちは︑自分たちと同じような時間に帰ってくるいわゆるイケメンの若者たちにいたく興味があるようで︑時々︑差し入れをくれたりしていたが︑そのうち︑マンションに招待されてお鍋をごちそうになったり︑ささやかなお返しをしたりの妖しい出来事なんかもあったらしい︒私は知らないが︒210鈴鹿のMACRANSA工場奥から、天才&詐欺師(天才詐欺師ではない)のM。その手前の3人は、右から鴻池、ロッドベンダースのメンバー、私。一番手前がドライバーの石田。狂気のような日々だった。

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