このように︑当時のレーシングカー作りに荒物屋は欠かせない存在だった︒ドアなどのヒンジ類は﹁タキゲン﹂のカタログで探したし︑出走前にガムテープ5巻は必需品だった︒ボルトナット︑針金︑シートに使うスポンジマット︑塗料類なども荒物屋だった︒ 自慢じゃないが︑私は鈴鹿市平田町の荒物屋には100回以上は通っているだろう︒さすがF1チームが荒物屋に通うという話は聞かないからホント自慢にもならないが︒163お椀付き
元のページ ../index.html#171
このブックを見る