し︑今の感性の私がその時代にいたとしたら︑一網打尽︑総なめ状態だったのにと残念でならない︒ 信じられないだろうが︑もう少し後︑22〜23歳になって︑いわゆる遊んでいる女の子にアタックされても︑﹁なんで他の男に抱かれたような女を相手にしなくちゃいけないんだ!﹂と︑当時としてもかなりアナクロな論理を堂々と展開していたくらいだから︑今から考えるとお恥ずかしい限りで︑思い出しただけでも汗顔の至りだ︒ 私は︑どうせ同じことをするだろうから過去にも戻りたくないし︑塗り替えたい過去というものもないけれど︑あえて言うなら︑この頃の女性観や恋愛観は消し去りたい汚点だと思っている︒まあ︑時間の問題でその大きな間違いに気づきドラスチックな転換を果たすことになるが︒ そのK子ちゃんとは相変わらずお友達関係は続いていた︒K子ちゃんはモテモテだったからいろいろ■は聞こえてきたが︑私がMACRANSAを手掛け始めた頃だったか︑どうやら本格的なアタッカーが出現して危険な状態であるとの情報がもたらされた︒141青い青い頃
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