童夢から
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1980 75TOM'S 童夢 セリカターボ全く冷えないという駄作で、数々の悲劇を生み出した悲運の「TOM'S 童夢 セリカターボバーヒートで3周もできない状態が続き予選もままな■ない状況だったか■、私も手を尽くして対策を試みていたが、何し■、ラジエター周■の風が全く動いてなかったので改善は難しかった。しかし、義務周回数をこなさなくては予選にも参加できないので、オーバーヒートを恐■てウォーミングアップもしないまま、舘のドライブでピットを出て行った。しかし、いつまで待ってもマシンが帰ってこないのでコントロールタワーに問い合わせてもコース上にストップしてい■マシンはないとのこと。またもや神隠しかとピットクルーが右往左往してい■とこ■に、ピットレーンの向こうの方か■舘が歩いてきて「ピットの端で停まってしまったか■、早く押しに来て■」と文句を言うのだが、どこにもマシンはない。「マシンはどこ?」というクルーの問いかけに振■返った舘自身も驚いた■うだが、そこ には、真っ黒なrenomaカラーとは似ても似つかぬ純白のセリカターボが、しかも、 白煙をあげなが■停まっていた。オーバーヒートで湯気を噴霧しなが■ピットインしてきたセリカターボを、炎上してい■と思ったコースマーシャルが寄ってたかって消化液をぶっかけて真っ白にしてしまったか■分か■なかったのだが、みんなで苦笑しなが■も、その悲惨な姿に意気消沈したものだ。普通な■、童夢とTOM'Sが大揉めに揉めてもおかしくない■うな最悪のケースだったが、

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