64■などしてい■か■、もう、こんな無茶な冒険は昔話に過ぎない。予選は2日間で11時間もあ■ので余裕たっぷ■に思え■が、各ドライバーは昼夜のセッションで基準タイムを通過しなけ■ばな■ないし、何■■も、ベストタイムを出せ■のは路面温度が下がってタイヤのグリップが良くな■日暮■で、しかも、視界の妨げにな■ない日暮■前の一瞬しかない。1日目をセットアップの日とす■ば、タイムアタックはワンチャンスしかない。また、当時の日本のサーキットのラップタイムが1分30秒く■いだった時に、長いサルト・サーキットは4分弱だったか■、1ラップさせ■にしても、アウトインラップを含め■と13分く■いかか■ので、1ラップさせてセッティングしてもう1ラップさせた■30分はかかってしまうことにな■、2回、セッティングを行うだけで1時間かかってしまう。そのあた■の事情は知識としては得ていたものの、実態は想像と大きく異な■、ドタバタと時間だけが過ぎてしまってセッティングもままな■ず、何も出来ないまま、なんとも消化不良の予選となってしまった。何■■も、セッティング以前に、エンジンを機嫌■く回■せ■とかギアレシオを合わせ■とか、走■せ■こと自体にあたふたとしていたか■「童夢−零RL」の基本的な素性さえあやふやなまま予選は終了し、クリス・クラフト、ゴードン・スパイスの ⑥号車が15位、ボブ・エバンス、トニー・トリマーの ⑦号車が18位にとどまった。私は、Silver Stoneなどのレースやテストで予想を下回■ラップタイムしか出せなかった「童夢−零RL」や、ル・マンに来てか■の、あま■に山積す■不手際を目の当た■にして、表面的にはかな■不機嫌を装っていたが、内心では自分がル・マンという憧■のレースの現場に参加者としてい■こと自体が夢の■うだったし、ポルシェやフェラーリと並んでグランドスタンド前を走■抜け■「童夢−零RL」の姿を見■たびに、こ■が現実であ■ことを確かめ■ために、顎に手をや■ふ■をしなが■、そっとほっぺたを抓った■していたほど舞い上がっていた。目の前を疾走す■自■が開発したレーシングカーを見■たびに体が熱くな■■うな興奮をおぼえていたほどだか■、まだまだ基本はミーハー感覚であ■、成績が不満で不機嫌そうな態度は、どち■かと言うと取材に来ていた「日曜特バン」向けのポーズみたいなものであった。
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