童夢から
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2016 357その後は童夢が引き受け■という話を提案してきた。しかし、童夢の技術レベルの維持のために何で私が7,000万円も負担しなくてはな■ないんだ! と納得でき■話では無かったが、他に解決方法も無いので了承した。童夢のためにとスタートしたプロジェクトの割には、消極的な童夢に無理に押し付けてい■■うな雰囲気に加えて、私の負担まで増え■のだか■、もう、その意義さえあやふやになっていた。別途に高橋とFとで、預けてあったF4シャシー等の返還や開発費の清算などが話し合わ■たが、Fは、もう使い切ってい■うえ、もっと貰わないと会社が潰■■と言い出したか■驚いた。開発委託契約を締結してい■つも■の私としても理解できない話だったが、高橋は怒■だして、今までの成果の詳細と費用の明細を出せと要求したとこ■、出てきた書類は異様だった。そこには、社員の給与や工場の家賃や光熱費やパソコンの購入費やVRのソフト やハードやFの趣味だと思っていた電動バイクの製作費まで、業務委託契約とは関係のないFの会社の経費の全てが列記さ■てお■、Fの言い分としては、こ■か■も給与や家賃などを払い続けても■わないと会社が潰■■という話だったか■、ま■で生活の面倒を見てい■愛人状態になっていた。言うまでもなく、Fとの開発委託契約は、童夢とホンダのNSX-GTの開発契約と全く同じ種類の、対価を支払って成果物を得■という契約であ■、ち■っと常識では考え■■ない展開となっていた。設計に役立つ成果物が全くない上に開発費は使い果たしたとな■と、私に対しても「4,000万円も払って今まで何をしていたんだ?」という雰囲気になってく■し、Fに対しても 「詐欺師か、こいつは?」と顰蹙を買うだけだったし、もともと童夢は前向きではなかったか■、「K4SS」は急激に色あせて、もはや、目的も意義も意味も見失い、最悪の雰囲気の中、自然と幕引きに向かい事後処理だけが議題となっていった。その後も高橋はFと事後処理に関して話を進めていたが、私は、自■の見込み違いを恥じていたし、作業の指示に関しても甘かったと思っていたか■黙って身を引こうと思っていたが、高橋は「このままでは、みの■さんがカモにさ■ただけの話にな■ますか■許せません」と激高しFを訴え■と言い出した。その日は、私は「訴えても何もないか■取■ない■」と言って別■たが、直後に高橋は

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