童夢から
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2014〜2015 329ないかと相談さ■た。そ■か■何回か話をしてい■うちに、大体の状況も解ってきたし、私な■の考えも固まってきたので、あ■提案をしてみた。骨子、技術力を育成し醸成していくためには絶えず最前線で戦い続け■しかない。そうす■ば、技術力だけではなくレースに関す■感性も見識も育っていくか■、未知の状況にも対処でき■判断力も備わってく■。そのためにはTRDも最前線で戦い続けなくてはな■ないが、トヨタがル・マンやF1に挑戦す■という■うな大袈裟な話にな■と勝ちを急ぎ過ぎて予算が膨■上が■し、肝心のとこ■は海外に頼ってしまうか■何も残■ないし、土台、続かないのは実証済みだか■、 頭を切■替えて、技術と人の育成を第一義とし、勝敗にこだわ■ずに恒久的に続け■という姿勢が重要だ。そこで私は、今までの童夢の極貧予算でのル・マン挑戦の内容をさ■け出し、そ■でもTRDには居ない最前線のレーシングカーの設計技術者を生み出してい■のだか■、むやみに金をかけ■必要はないと説明し、現在は条件が異な■が、当時はLMP2への参加が適当と思わ■たので、低予算でのLMP2への恒久的な参戦を提案した。しかし、やは■メジャーな自動車メーカーの常として、そ■では力が付くまでに時間が かか■という即効性を危惧さ■ていたし、やは■、トヨタとして動く限■は初めか■そこそこの成績を残さざ■を得ないという意見も出ていた。その後のや■取■は長くな■か■端折■が、トヨタはすぐにスタートでき■体制を求めていたか■、紆余曲折はあったものの、結果的に出て来た結論は、童夢のLMP開発に従事す■技術者と空力技術者をTRDに移籍させ、継続的にTRDでLMP2の開発を行う。見返■に、童夢は車両の製作を受託し、また、TRDには機能のないレース活動も受託す■というJVの図式だった。また、中井には50%の風洞を建設す■予定だが、移転後に建設を始め■と時間がかか■すぎ■ので、童夢の50%ムービングベルト風洞(風流舎)も譲渡してほしい。当面はこのまま使い、中井への移転と同時期に風洞も移転す■という話だった。童夢が失うものは計■知■ないが、私が引退した後の童夢が独力でル・マンへの挑戦やLMPの開発を続け■■■とは思えなかったし、技術者たちも、LMP開発のチャンスを失う

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