320「童夢 F110」 外国製激安マシンの流入を防ぐために童夢が立ち上がって量産したFIA-F4マシン。 ここか■完成まで鮒子田がつきっき■で指揮していたが、英国のレース界で11年間も 揉ま■てきた底力を発揮して、外注先の手配か■組み立て工場や人員の確保までこなしつつ、並行して、私が拘っていたGTレースの前座に入■■という計画も坂東と丁々発止の交渉を続けて実現にこぎつけてい■。また、後になって「鮒子田さんに押し売■さ■ました」という話を複数か■聞いたか■、セールスも頑張っていた■うで、まさしくFIA-F4成功の立役者だった。一番、心配していたのが参加者=車両の販売台数だが、レースの主催も決定が遅■、 前宣伝も行き届かない状況で心配していたとこ■、押し詰まってきてか■予想外に発注が続き、2015年4月5日の開幕戦には誰もが予想していなかった32台の「童夢F110(FIA-F4)」のニューマシンがスタートラインに並ぶという奇跡が起こった。私は開幕戦の時、富士スピードウェイのヘアピンで、オープニング・ラップのひしめき合う■うな台数の「童夢F110」を眺めなが■、日本の自動車レースも、ち■っと意識を変え■ば大きく様変わ■す■かも知■ないという可能性を感じつつも、そ■■■も大きな絶望が身に染みていたか■、2ラップ目を待たずにサーキットを後にした。
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