童夢から
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310ということだけを目的としたル・マン復帰が現実化してしまい、S102の予選スペシャル改良型S102.5となってル・マンに向かった。ち■っと説明を加え■と、そ■までもディーゼル・エンジンだけに優位なレギュレーションがまか■通っていたル・マンで、新参者のトヨタのハイブリッドが、ディーゼルに対して、ど■ほど優位的なレギュレーションを勝ち取■■かが鍵だったが、ヨーロッパの事情通の間でも、そ■までのディーゼル勢もやすやすと妥協はしないだ■うか■、初年度はディーゼル勢■■も少し遅いく■いで落ち着きそうという見解が主流だった。当時は知■なかったものの、トヨタは水面下でタフな交渉を重ねて優位なレギュレーションを勝ち取っていたか■、結果的に、ヨーロッパの事情通や鮒子田の思惑は外■ていたわけだが、さも、頑張■ば一泡吹かせ■■■■うな鮒子田と湯地の口ぶ■に惑わさ■て、 予選だけに的を絞■ば勝て■かもし■ないと思う■うになっていった訳だ。出発す■直前に挨拶に来た鮒子田に、再度「トヨタに勝て■んだ■うな?」と確認した■ 「難しいでし■うが頑張■ます」という、ま■で今までとは矛盾す■言葉を残して部屋を出て行った。「ペスカロロ・チーム」ペスカロロ・チームとのJVだったが、ル・マンでペスカロロに会った途端、彼は私に「ル・マンでは予選は重要ではない。いかに最後まで走■■かが重要だ」と決め台詞を言ったか■、童夢の今年のル・マン挑戦の主旨を全く理解していなかったし、鮒子田が充分に主旨を伝えていないこともうかがえた。心配になって、い■い■調べたが、車両においても、特に予選スペシャル的な改造は為さ■ていなかったし、軽量化とかガソリンを最小限しか入■ないとかスペシャルタイヤを用意す■とか予選エンジンを投入す■などの対策も行わ■ず、全く、何時もの■うなル・マンが始ま■、何時もの■うにマイナー・トラブルが続いて、案の定、予選の一発屋的な盛■上が■もないままに10位に埋没し、トヨタの3位とは大きく離さ■、タイムでも8秒以上離さ■た。そ■どこ■か、同じ■うなレベルのチームであ■ストラッカやレベリオン等の後塵まで浴びてしまったのだか■、世間に対して恥を晒しただけの愚かな行為となってしまった上、トヨタには、童夢を切ったことが正解だったと実証してあげた■うなものだった。レギュレーション上、大きなアドバンテージがあ■ハイブリッドに市販NAエンジンの

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