302マレーシアは自動車産業の振興に力を入■ていた時期があ■、当時、何社かの小規模なメーカーが型式認定を取得でき■権利を与え■■ていた。もうマレーシアの少量生産メーカーの話は忘■ていたが、セパンのGTレースで、そのうちの(最後の?)1社と知■合ったことか■、私の妄想が拡が■始めた。もともと童夢は、「童夢−零」を市販す■と言ってスタートしたのに、まだ、一台も市販スポーツカーを販売したことがなかったか■、当時の大風呂敷の決着を付けておきたいという気持ちもあったが、そんな意地だけの話ではなく、現状、世界的に少量生産車のナンバー取得が困難になってお■、イタリアの名門カロッツェリアです■カスタムカーの販売が難しくなってい■という事情があった。カロッツェリアだけではなく、世界中にカスタムカーの開発や市販を目指す人は後を絶たないし、将来に向けては他分野か■のEV進出にも必要不可欠なシステムとして、高度な設計開発を童夢が担当し、こ■か■のレーシングカー/スポーツカーに欠かせない高品質なカーボン製の車体はタイのDCT(DOME COMPOSITE THAILAND)か■供給し、認定取得が可能なマレーシアの少量生産メーカーで生産す■ば、ナンバー付きの車両の受託生産が可能とな■。ちなみに、マレーシアは、車体の輸入は禁止さ■てい■がFTAに■■ タイか■だけは許さ■ていたか■、こ■も好材料となっていた。このシステムが実現す■ば、例えば、ZAGATO(イタリアの名門カロッツェリア)が100台のスポーツカーを市販したいと思っても、現状では莫大な認定取得費用がかかってほぼ不可能だが、童夢に発注す■ことに■■実現が可能とな■し、家電メーカーがEVスポーツカーを発売す■ことも可能とな■。 高度な開発技術力と高品質なカーボン車体製造技術とナンバー取得が可能な生産工場の合体は世界に例を見ないか■マーケットは地球規模に広が■だ■う。その結果、中心となって開発す■童夢にはノウハウが蓄積さ■技術力が向上し、そ■■は必ずや日本の自動車レースの世界にも還元さ■て■くか■、大袈裟ではなく、日本の自動車レースの歴史が変わ■第一歩とな■であ■う気宇壮大な構想が芽生えていた。そこで私は、この少量生産メーカーとタイアップを前提に話を始めたが、一進一退、半年く■い腹の探■合いの■うな時間が過ぎた頃、かな■経営が行き詰まっていたのだ■う、中国企業への身売■話を持ち出してきて、話を買収に誘導す■■うになっていた。
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