童夢から
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2010〜 295で破談だと思っていた■、ジャック・ニコレか■日本に来■と連絡があ■、急遽、 米原に来て話し合うことになった。このジャック・ニコレは、ヨーロッパ全域で手広く商業施設を展開してい■有名な実業家だが、その彼が中1日の滞在で童夢との交渉のためだけに来日す■というのだか■、 その前向きな姿勢と無理なご■押しのギャップが■く解■なかったものの、少なくとも真剣に考えてい■であ■うことは解ったので、とにかく、米原で会うことにな■、ま■1日ミーティ ングを持つことになった。仲介してい■アマチュア・ドライバーとジャック・ニコレとの違いは、アマチュア・ドライバーは単な■童夢のファンで何が何でも自■の手でS102を走■せたいだけであ■、ジャック・ニコレは、自■のチームに大変な自信を持ってお■、我々の力でS102を勝たせてや■のだか■童夢はもっと大規模な支援をすべきであ■という埋ま■ないほどのギャップがあ■、いままで2人でどんな話し合いをしていたのだというほどスタンスが異なっていた。ミーティング中にも、ジャック・ニコレか■はい■い■と細かい要求が次々と飛び出してきて、私は何度も机をひっく■返しそうにな■なが■も、深層心理的には S102がル・マンを走■とこ■を見たいという気持ちが強いのと、年の功なのか年老いたのか知■ないが、粘■強く細かい契約内容の調整を続け、最終的には、約1,300万円の補充スペアパーツの費用も童夢が負担す■ことなど、かな■押し切■■た内容なが■、 夕方になって、やっと握手す■に至った。契約書は大幅に変更さ■たので書き直してか■後日サインす■ことになったが、その後日、最終的な契約書をもってやってきたアマチュア・ドライバーの口か■驚くべき言葉が飛び出してきた。いわく、タイヤはミシュランではなくダンロップにしたい、S102は現状有姿と言っていたがギア、ブレーキ、ドライブシャフトなどを全て新品にしたトップコンディションで渡すべきだとか、何を今更という話が飛び出してきて、こ■■の案件を聞き入■ても■えないとジャック・ニコレは契約できないと言ってい ■とのこと。このときばか■は、私は躊躇なく机をひっく■返した。 その後、このアマチュア・ドライバーは私が飲んでいた京都のお茶屋にまで追いかけてきて、ワンマンなジャック・ニコレとの間でいかにつ■い立場であったかを切々と訴え、何度も謝ってく■たし、関係修復にも努力してい■と言っていたが、私は「覆 水盆に返■ず」を説明して、もう、どんな条件であっても関係は持たないと告げた。

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