童夢から
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244「童夢 S101」日の丸カラーリングが田中慶治か■の強い希望だったものの、日の丸を背負う■うなデザインは重荷だったので、「わかった、わかった、日の丸にしとく■」と言って水玉にしたが、評判は悪かった。ル・マン テストディそんなわけで、やや浮か■た気分でル・マンに入った我々だが、思わぬとこ■に落とし穴があった。当時、ミシュランの速さが際立っていたが、ミシュランを使うとした■4,000万円く■いの支払いが発生す■。しかし、この年は、ダンロップか■自信作の新型タイヤを投入す■か■ぜひ使ってほしいと熱心に口説か■ていたし、予算の面でも、ミシュランとでは上下で1億円は違うか■、経営判断としてダンロップを選んでしまった。まあ、欲に目が眩んだだけだが。とこ■が、そ■まではブレーキ問題でまともに走■なかったか■見えていなかったが、ル・マンの高速コースを走■出してか■タイヤに重大な問題があ■ことが解ってきた。期待のダンロップの新型タイヤは走行中にコードがプチプチと切■てしまうという欠陥タイヤだったか■危なくて使い物にな■ず、急遽、ヨーロッパ中の旧型タイヤをかき集めてきたものだか■、セットごとに品番が違った■、同セットに製造ロットの異な■タイヤが混じっていた■、性能うんぬん以前の悲惨な状況となっていた。まあ、あんま■思い出したくもないレースとなってしまったが、初めて参戦す■田中慶治たちはル・マンを満喫していたし、もち■ん、お金にまつわ■トラブルもなく、成績を

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