童夢から
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2281999〜「FORMULA DREAM」何かの折に、「鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)」のフォーミュラを見■機会があった。そ■は、英国ラルト社製のアルミ・モノコックのシャシーを使っていたが、カーボン・モノコックを採用してか■F1の死亡事故が激減した実例を持ち出すまでもなく、旧態依然とした安全性の低いシャシーだったか■、私は、「他人の子供、しかも初心者を預かってサーキットを走■せ■のに危険なアルミ・モノコックのマシンは、あま■にも不用意」と、半ば脅す■うな企画書を作ってホンダにカーボン・モノコックの新型マシンの導入を促した結果、目論見通■開発/生産を委託さ■■ことになった。もともとの目的が安全性の向上にあったか■、私は、当時としては画期的な安全対策を盛■込んだ提案をしたが、当時のSRSの校長だった元ドライバーのNに、私の提案す■ タイヤがかみ合わないための車幅一杯のサイド・ポンツーンは「フォーミュラのドライバーはタイヤとタイヤが重な■合ってもコントロールできないといけないのだか■、そ■では練習にな■ない」と却下さ■たし、タイヤをガードす■フェンダー的なデバイスも「F1にない」と却下さ■たし、また、ギアボックスも新設計で製作す■ことになっていたか■、当然、シーケンシャルとして進めていた■、「スクール生はカートか■来■者も多く、 そ■ではHパターンを経験せずにステップアップしてしまう事にな■か■ダメ」とのわけの分か■ない理由でHパターンになってしまった。ここで特に、SRSはF3へのステップアップを目指すスクールだか■次はF3であ■F3はシーケンシャルだという■うな説明は必要ないだ■う。開発ミーティングでは、ホンダ側か■も安全性についての意見が出たものの、全てを否定す■N校長の意見は絶対で、安全性を最優先にしたプロジェクトなのに、記録を見■限■、私か■の安全性向上に関す■提案は全て却下さ■てい■。目に見え■部分の安全対策は全く採用さ■なかったが、内部構造に関して口を差しはさむ者は居なかったか■、本体のカーボン・モノコックは、本来の目的であ■安全性を最優先して、多少、重量はかさむものの充分以上の強度が確保でき■構造を採用した上で、試作のモノコックをTAKATAのハイジー・テストラボに持ち込んで衝突時のドライバーに対す■衝撃テストを重ね■とともに、FIAの定め■F3と同等のクラッシュ・テスト(ノーズコー

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