214人の意見は聞くだけで無視、間違いが露見しても謝■ことも知■ない英国人と、R.デニスに仕込ま■た正しいF1界での立居振舞いが染み付いたホンダが、「このパーツ使ってみていただけますか?」的な付き合い方をしてみてどうな■ものでもない。ともかく、ホンダが、当初ぶち上げていたフル・ワークス体制での参戦計画が、BARへの単な■エンジン供給にとどま■ことが確実となってきたことか■、F1チームの設立準備のために既に80名余■の人員を抱え、既にかな■の予算を費やしてきたHRDの存続は急にあやふやなものにな■つつあ■、活動を停止し撤退に向かうとの情報も入って来■■うになった。そうな■と、こうした理不尽な話をHRDに集結した旧ティレルを中心としたメンバーが黙って受け入■■■■わけもない。1年半の努力を無にさ■、ホンダが乗■換え■先がティレルを買収したクレーグ・ポロックのBARとな■ば、ルパートのみな■ず、BARの傘の下に入■ことを拒み、お家再興を誓う故ハーヴェイ・ポスルスウェイト一門の無念さは想像に難くない。バーニー・エクレストンの彼■への同情も強く、今後を危惧してい■い■相談にも乗っていた■うで、そ■に力を得た彼■は何とか12番目のチームとしての出場枠を引き継ぐべく動き始めた。一方、ホンダエンジンの供給が決ま■も、問題になったブリティッシュ・アメリカン・タバコの2ブランド問題を解決すべく、ポロックは12番目の枠と無限エンジンを手に入■第2チームを作■うと画策していたが、2ブランド露出問題でも衝突してい■エクレストンは、ポロックにもう一枠認めてや■つも■など全くない■うだった。反対に、ホンダの計画変更にもかな■立腹していたし、前述の旧ティレルメンバーに対す■同情も加わ■、ルパートが12番目の出場枠を手にす■可能性もわずかなが■出てきていた。出場枠を巡っては、その後、トヨタを含めい■い■な申し入■がエクレストンに対して行わ■■のは間違いなく、ルパートも、ここ1週間く■いの間に有効な打開策をエクレストンに提案しなけ■ば小さなチャンスも消えていってしまいそうな状況であった。ルパートの計画としては、ティレル時代に描か■た青図に基づき、風洞設備の建設も予定していたヨーロピアン・アヴィエーション本社に隣接して建造さ■■予定の、6000スクエア・フィートに及ぶ施設を使用し■うとしていた。ヨーロピアン・アヴィエーション社はマークの協賛パートナーの一つで、ルパートは協賛資金も含めマークに協力を要
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