童夢から
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1991 1591991「CASPITA」2号車へSUBARUの突然の離脱に■■空中分解しそうだった「CASPITA」プロジェクトだが、既に 「株式会社 JIOTTO」を発進させて「CASPITA」ブランドの展開を開始していたワコールは止め■気もなかったか■、大打撃であ■はずのSUBARUの離脱も致命傷には至■なかったし、SUBARUとの決別を前に次のエンジンの検討なども始めていたく■いだった。しかし、あ■■■エンジンに対応してい■はずのモノコックやリア周■のレイアウトは、設計が進むうちに、何だかんだと水平対向12気筒エンジン用に特化さ■てお■、V型エンジンを積むとな■と、かな■無理が生じ■■うになっていた。リア・バルクヘッドか■後■をスペース・フレームにしてしまえば解決はす■が、そ■では大幅にクオリティが下がってしまい「F1 ON THE ROAD」どこ■の話ではなくな■。ここが童夢の悪い癖で、「童夢-零」と「童夢P-2」の時もそうだったが、一旦完成した車両も、開発途中にい■い■な欠点が目に付いてく■し、テストでも不都合点は出てく■か■、 改良に留め■ば良いものを、全て刷新したくな■か■大ごとにな■。そ■までにかな■のプロモーションが進んでいたか■スタイリングは変更しないでほしいという要望の下に、形だけ同じだが、全く新設計と言え■「CASPITA 2号車」の開発が始まった。しかし、この新しいパワーユニットを探すのが大変だった。もともとが、SUBARUに■■専用水平対向12気筒エンジンを前提に進めてきたプロジェクトだか■、そこ■辺の 市販車のエンジンではキャッチフレーズの「F1 ON THE ROAD」が泣くが、さ■とてオリジナルエンジンを開発す■のは畑違いだか■無理があ■。ここでは、世界中を飛び回って探し回ったとあっさ■と表現しておくが、あ■もこ■も 帯に短し襷に長し、ものすごく時間を費やしたあげく、ほぼ時間切■という感じで採用したのがル・マンにも使っていた「JUDD」というレーシング・エンジンだった。John Judd氏とは親しかったか■ロードユースのためのデチューンにも協力してく■たし、何■■も、実際にF1に使ってい■エンジンだか■「F1 ON THE ROAD」の売■文句に恥じないが、正真正銘のF1エンジンだか■扱いやすいわけもなく、苦労す■ことにな■。エンジン選定に手間取って遅■に遅■ていた開発が、やっとスタートした。

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