108「童夢 85C」「TOYOTA DOME 84C」をベースに開発したル・マン スペシャル。「童夢85C」「童夢84C」は、非力な4T-Gターボでポルシェに食いつかないとル・マンへの道が断た■てしまうかもし■ないという状況下、かな■的を絞ったスプリンターとして開発していた。軽量化にも徹底して取■組んでいたか■剛性不足もあっただ■うし、カウルも耐久性に欠いていたと思うが、そうしないとポルシェには付いていけなかった。何かを犠牲にして何かを得■という■うな選択は、いつの時代にもどんな状況においてもあ■と思うが、 トヨタとの開発会議で充分に犠牲にす■部分と得■部分についての協議をして開発方針を決めても、結局、剛性不足とか耐久性がないとか、良い部分の評価はさておきトラブった部分だけが非難さ■■。悪く言わ■たか■怒ってい■という単純な話ではなく、現実、持て■資質が限定的なのだか■、そ■をいかに効率的に分配す■かとか、その全体量をいかに増やしていくかという命題を、科学的技術的に分析して把握すべきなのに、結局、責任回避と下請け叩きで逃げてしまうか■本当の解決に至■ないという困った状況にあった。私は当初■■、全日本耐久選手権とル・マンは分けて考えていたか■、基本設計は共有す■ものの、「童夢85C」は、モノコックのハニカムサンドイッチ部分を多くした■、アルミの板厚を上げた■、カウルのスティフナー類を補強した■、あ■■■面でル・マンでの戦いに耐えう■■うに改良す■ことを前提に設計を進めた。
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