39第3部 結婚から離婚まで第8章 永田佐江子氏の名義株良枝氏からの相続対策において、岡本先生は、最初に、私の実の姉である永田佐江子氏に名義株の名義を貸してもらうことを指導し、洋子氏は指導に従い、1999年12月に永田佐江子氏に電話で、息子への相続対策のための名義株の名義を貸してくれるように頼み、2000年1月21日に洋子氏自身が1,000万円の現金を携えて永田佐江子氏と約束していた川崎市の銀行まで出向き、永田佐江子氏の銀行口座を用いて洋子氏の母の口座に1,000万円を送金し、譲渡契約書に永田佐江子氏の署名捺印をもらうなど、全ての手続きを行った。その時の状況は永田佐江子氏が証言しているし洋子氏も認めているし証拠書類もそろっているから、全容は明らかだ。ただし、後になって「相続対策などしたこともない」「岡本先生に相続対策の相談なんかしたこともない」などの大嘘を言い出してからは辻褄が合わなくなり、一転して「岡本先生と母が相談して決めたことであり、私は指示に従って手続きをしただけ」と内容については知らなかったと言いだしたり、本人尋問では「私は手続きをしていないから、岡本先生がしたと思う」と矛盾する主張を重ねているから支離滅裂だ。では、私の姉に電話で説明したのは洋子氏ではないのか? 洋子氏の母だったとしたら母が先頭を切って脱税に邁進していたのか? 良枝氏に限って有り得ない。もう亡くなった母も、娘に罪を着せられて草葉の陰で泣いていることだろう。永田佐江子氏は、2016年11月16日付けの「陳述書」で、以下のように証言している。私は、林みのるの実の姉です。弟の当時の奥様であった洋子氏から頼まれて、洋子氏の相続税対策に協力した経緯等について、できる限り正確に説明したいと思います。平成11年の年末頃に洋子氏から連絡があり、洋子氏の母からの相続対策として長男であるK君に株を渡したいと考えているが、直接、K君に渡すと贈与税が必要になるから、一旦、私の名前にしてほしいとのことでした。私は詳細については理解できていませんでしたが、弟の奥様の頼みですし、弟の息子への相続対策を見据えたものだということでしたので、引き受けることにしました。K君が、まだ小学生の頃でしたから、こんな時から相続のことを考えなくてはならないなんて、やはり資産家は違うんだなと感心したのを覚えています。洋子氏は、約束していた平成12年1月21日に、私がいつも使っている自宅近くの銀行(三菱東京UFJ銀行・新百合丘支店)に見知らぬ男性とともに2人で来られました。そして私は、洋子氏に言われるままに私の通帳を渡し、洋子氏が何らかの手続きをしている間、少し離れた
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