ブラジャーVSレーシングカー 2
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16DOME RACING VILLEGEこれは、2006年に竣工した時の「童夢」の威容だ。日本のレース関連企業としては異例のスケールだったから、レース界からは、カーボン技術を活かして航空産業に乗り出すのではないかと噂されていた。「童夢」と「林みのる」が作り出してきた車たち童夢は、これらの表面から見えるレーシングカーだけではなく、自動車メーカーからの受託業務として生産車のデザインや試作車の開発なども請け負っていたから、そのような公表できない車たちを加えると、童夢が手掛けた車は100種類を遥かに超えるということだが、今でこそ、マクラーレンやダラーラがスポーツカーを売り出しているものの、当時、レーシングカー・コンストラクターとカロッツェリアの両方の機能を持つ企業は、世界的にも稀有な存在だった。

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