12第1章 「山口正己って誰だ?」「山口正己? 誰だ?」と思われる方が多いと思うので最初に自己紹介をしておこう。少年時代から自動車レースの魅力に取りつかれていた私は、大学を卒業した後、それまでの愛読誌だった『auto technic(オートテクニック)』を出版していた「山海堂」に就職し、その10年後には、私が『auto technic』誌の編集長になっていた。折しも到来したF1ブームをチャンスとばかりに、世界初のF1速報誌として創刊した『GPX(ジーピーエックス)』が大ヒットとなり、会社を倒産から救った。現在は独立して “Designing Motorsports MY'S”という会社をスタートし、MAGAZINE/WEB/MOBAILEを融合した立体メディア「STINGER」を創立。新たな形のメディアの構築を目指して奮闘中だ。興味のある方は「https://f1-stinger2.com」へどうぞ。第2章 「林みのる」「童夢」とは?「林みのる」「童夢」について語り始めたら、それこそ司馬遼太郎の『竜馬がゆく』くらいの長編になってしまうので、ここでは簡単な説明にとどめたい。良くご存じの方は読み飛ばしていただいて結構だ。林氏の青春時代については、林氏が書きおろした『童夢へ』(幻冬舎 2009年)に詳しいし、童夢について詳しくお知りになりたい方は『童夢の奇跡』(童夢40周年記念誌・非売品2015年)を参照されたいが、両方とも、林氏のホームページ「林みのるの穿った見方」に掲載されている電子書籍で無料で見ることが出来る。ここでは、林氏の著作になる『ブラジャー VS レーシングカー』(第三書房 2018年)に私が書いた簡単な紹介記事を掲載しておく。自動車業界を良く知らない人に「童夢」や「林みのる」を説明せよとのリクエストだが、私は業界の人間であり、「童夢」も「林みのる」も業界で誰でも知っている存在だ。そもそも今まで、そういう視点から林みのるという人を見たことがなく、どこから紹介すれば良第1部 「林みのる」の引退と事件の発端まで(山口正己特別寄稿)
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