ブラジャーVSレーシングカー 2
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200るという言葉は使いたくないが、老い先短い老人としては、残されたわずかな時間を、こんなくだらないことで潰されることに耐えられなくなっていた。気が付けば、もう78歳(2023年現在)、戦いに没頭していた今までの11年間は、私が82歳まで生きるとしたら人生の13%に相当するから、ものすごく惜しいし、取り返しがつかないし、悔やんでも悔やみきれない。引退後の私の人生に大輪の華を咲かせたであろう「童夢と林みのるの最後の夢」の破綻は残念至極であり、宝ヶ池の旧童夢本社を住まいとギャラリーにする計画が頓挫したことは寂しい限りだから、事件を振り返れば益々怒りがこみあげてくるものの、復讐心に燃えて老後を無駄に過ごすのも被害を拡大させるだけのように思えるようになってきてはいる。さりとて、私の老後を天国と地獄ほどに変えてしまった洋子氏を許す気持ちは1mmもないから、さしずめ、無念と後悔の間で揺れ動く眉雪の迷いと言うところか。いずれにしろ、私の失った夢も希望も財産も時間も名誉も何一つ取り戻せなかったから完敗だが、肩の荷の90%が降りたことと、本書を出版することで一区切りをつけて、これからは、少しは老後の人生を大切にするように気持ちを切り替えたいと思っている。ただし、ギブアップした訳ではないから、それなりの努力は続けるつもりだ。<最後までお読みいただき、ありがとうございました>ここまで書いてきても、皆様に事実を伝えることが出来たという手応えが全く得られていないが、その原因が私の表現力にあるとしても、皆様の思い込みも忖度も無関心も偏見も、それらの全てが事実を捻じ曲げている原因になっていると思うから、どうか、このような卑劣な詐欺行為が大きな顔をしてまかり通るような社会にしないためにも、司法の権威を守るためにも、もしも、まだ洋子氏の主張を信じている方がいらっしゃるとしたら、どうか、バイアスのかかった色眼鏡を外して、今一度、読み返していただきたいと思う。たった一つの証拠もなく、たった一人の証人も居ない、洋子氏の完全無欠な虚言を読みながら、それでも洋子氏の主張を信じる人が居るとしたら、それはもう信仰であり洋子氏は教祖様だ。そんなカルト宗教の信者の心根までは知らないが、良識ある一般人であるなら、私の証拠を揃えた上での論理的な解析に耳を傾けるべきだし、事実を理解しないままの先入観による偏見は魔女裁判に等しいのだから、どうか、真実を見極めていただくように切望する。

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