162子氏の親兄弟の全てが署名捺印しており、一家総出の脱税劇だったことは明白です。それも、100株とかの単位ではなく、計11回にわたり5810株が私の名義に変えられていましたし、塚本家の資産管理会社のような重要な会社の株を大量に私に贈与する理由は絶対にあり得ませんから、どう考えても典型的な名義株による相続税の脱税に他ならず、明らかに計画的な確信犯です。また、この主張からは「相続対策などしたこともない」「岡本先生に相続対策の相談などしたこともない」などが大嘘であることが見えてきますが、それにしても、「林氏のものにできる」って何でくれるんですかね? 私にバレた時点で「返せ」と言っているのですよ!どこもかしこも嘘ばかりです。弁 :洋子さんは、(株)良幸だけじゃなくて、将来、起こるべき相続の問題とか相談してたんじゃないですか。洋子氏:いいえ、してません。弁 :御子息いらっしゃるわけだし、林氏なり、洋子さんの来たるべき相続に備えて、こうしましよう、ああしましょうというという相談というのは、岡本先生にもしてたんじゃないんですか。洋子氏:そんなことは思ってないです。弁 :法人のそういう経理、財務については相談しながら、いわば。洋子氏:相談したわけではありません。弁 :アドバイスはされてたんでしよう。洋子氏:はい。弁 :株はこうしたほうがいい、ああしたほうがいい。洋子氏:だから、私から将来こうしたいからどうすればいいですかというような形でアドバイスをもらったわけではないです。弁 :そうすると、岡本先生の方が、言ってみれば気を利かせて、これがいいよと、 こうしたよっていうような、そんな話なんですか。洋子氏:気を利かせてかどうかは分からないですけど、会社の経理とか税理とかお願いしてる上で、これは節税対策だよという形で指示していただいてたのは間違いありません。弁 :じゃあ、洋子さんの方からアドバイスを仰いだわけではないけれども、岡本先生のほうから割とそういう指示というか、アドパイスをしてくださっていたということですか。
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