159第14部 「本人陳述」の大嘘を暴く弁 :しかし、先ほどの話にありましたように、洋子さんとしては、DCMの株式はもらったものだと、だとすると、自分の好きにしてもいいというふうに思うんですけれども、それでも協力しようと思ったのは、どうしてなんでしょうか。洋子氏:DCMの株を返してあげてもいいと思っていたからです。弁 :それは、どうして。洋子氏 :夫婦間のことを口外したりしないためだったら、返してあげてもいいと思ってました。弁 :口外されるということが、洋子さんにとってはそれほど大きなことだったんですか。洋子氏:はい。一番嫌なことでした。穏やかに暮らしたいと思っていましたから。これは私の弁護士からの質問ですが、これほど的外れで無意味な質問はありませんね。前述したように、洋子氏が「協力する」とかしないとかの立場ではありませんし、協力しなければ、そこで終わっていた話ですから有り得ません。いずれにしても、他人の金を奪って穏やかに暮らすと言うのは難しいでしょうね。弁 :童夢株式については、税金問題が生じないように処理してくださいとあります。これは、どういう意味ですか。洋子氏:はい、DCMの株と同じように税金の問題が起こったりいろいろなことが起こるでしょうから、そういうことが起こる前に、まだ公開されていないうちに処理してほしかったからです。弁 :ちよっと意味がよく分からないんですけど。洋子氏:DCM株は、東レに売却されることによって、株の価格がついたり、そこでいろんな手続があったり、いろんな問題が起こっています。だから、童夢株は、まだどこにも売れてない、値段がついてない、公開されてない株だから、公開されるまでに処理をしてくださいという意味です。弁 :その処理というのはどういうことなんですか。洋子氏:安い値段で引き取ってもらうほうがいいと思ったからです。弁 :誰に引き取ってもらうんでしようか。洋子氏:はい、林氏、または童夢です。全く意味不明です。「DCM株の税金問題」とは何なんでしょう? 株を1億円で売って2,000万円の税金が発生して手取りが8,000万円になるのと、3億円で売れて6,000万円の税金が発生して手取りが2億4,000万円になるのと、どちらが良いという話なんでしょう?
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