156弁 :息子さんの株の売買について伺いますが、息子さんは、DCM株60株は、 自分のものだと認識していましたか。洋子氏:はい、しています。DCM、売買、東レへ譲渡するときに、息子に株のことを初めて話しました。調印式という名前がそのときに出てきて、そこに僕も行くと言って、自分でサインして、判こも押しました。弁 :株は、あなたにお父様が下さったのよと、それを売ることになったからということをお話しになったんですか。洋子氏:はい。弁 :息子さんは、自分のものという認識だったと。そうですね。洋子氏:はい。洋子氏はDCM株を売却する直前に「息子に初めて話した」と言っていますが、今まで何も知らなかった息子が、自分名義の株が1億円で売れると聞いて咄嗟に自分のものだと認識して印鑑も押しに行くと言ったわけですね。それが本当なら、残念ながら洋子氏の血が濃いようです。それをくれるのかっていうような話。<私の代理人Y弁護士/副代理人N弁護士からの質問>(以下は私の弁護士から洋子氏への質問だが、全く攻撃性のない凡庸な質問で、どちらの弁護士か解らない)弁 :童夢カーボン・マジック(DCM)の株式に関しては、林氏から2002年頃に、あげるよと言われたと。洋子氏:はい、そうです。弁 :その辺りの話を林氏に直接お尋ねになったことはなかったんですか。どうして、私に洋子氏:はい、別に、そんなに大きなことだと思いませんでした。弁 :しかし、3,000万貸し付けたからくれるというふうに思ったんだったら、結構大きな話じゃないんですか。洋子氏:そのとき、夫婦だったので、妻が夫を助けるのは普通のことだというふうにいろんな例を挙げて林氏から言われていたし、生活の中で、私が林氏に言われたことをするのが普通のことだったので、そんなに言われたからしたという形です。
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