ブラジャーVSレーシングカー 2
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139第13部 壊され続ける和解交渉差し上げる。洋子氏は2億3,000万円の粗利を懐にできる。米原の土地宝ヶ池不動産下鴨の土地と宝ヶ池不動産を交換する。両方、私の所有物だから、つまり、時価2億4,000万円の下鴨の土地を差し上げるとい下鴨の土地う提案だ。3億円を洋子氏の名前で恵まれない子供の施設に寄付しろ。私は全ての売却益を放棄する。童夢関連株その他「和解案」私→洋子氏(2015年7月3日)「回答」洋子氏→私(2015年8月5日)「私(洋子氏)のもの」「下鴨の土地と宝ヶ池不動産の交換に応じる」「寄付はしない。林氏個人に1億5,000万円を返す」「林氏名義の洋子氏の会社の名義株の名義を書き換えてほしい」これで解決するものと思い込んでいた私に、思いがけない回答が返ってきた。その時の状況を私が書き下ろした『ブラジャーVSレーシングカー』(第三書館、2018年)に書いているので引用しておく。私は、「洋子氏の名義で恵まれない子供の施設に3億円を寄付しろ。私は全ての売却益を放棄する」という和解案を出しました。これは、「林が資産家の洋子氏の金を取りに行っている」という巷の噂を払しょくするためのパフォーマンスみたいな提案であり、私が数億円の資産を放棄する捨て身の戦法ですが、また、洋子氏の名前で寄付されたとしても、私の資産が有効に活用されたら諦めもつくという思いもありました。この提案には、洋子氏がタイの恵まれない子供の施設のために寄付を集めていた福祉事業への理解も込められていましたし、寄付による税金面でのメリットまで考慮されていましたから、いくらなんでも、これで決着が付くだろうと思っていましたが、何と洋子氏は「寄付はしない代わりに私個人に1億5,000万円を払う」、つまり1億5,000万円を値切りにかかっている訳で、私の売却益放棄の気持ちを全く理解しない欲得まるだしの値切り方に憤慨した私は交渉を決裂させています。

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