ブラジャーVSレーシングカー 2
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75第5部 誤解を招く(株)良幸と(株)童夢の経営状態用して商売も出来ていたものの、亡くなってからは、ほとんど売り上げも立たない状態が続いていたのに、数名の社員が在籍したまま長期にわたって存続していた。資産家のお嬢さんが経営しているのだからお遊びでも続けられるのだろうと疑問を持つ人すら居なかったが、 そんな(株)良幸がどうして存続していたかといえば、童夢からの月額250万円(米原180+宝ヶ池70)の、本来は不動産の借り入れを返済していくための精算費用を流用して会社の維持費に充当することにより維持されていた。つまり、不動産の借金は残ったままだった。いわば使い込みである。私は、息子に不動産が伝わるものだと信じて高額な清算資金を支払い続けてきたのに、実際には、空回りを続ける洋子氏の会社の維持費に消えていっていたのだから、離婚後に知った時の私のショックを想像していただきたい。岡本先生も証言の中で「童夢の旧本社である宝ヶ池の不動産や童夢の本社である米原の土地も、相続対策のために洋子さんの会社に購入代金を一旦立て替えさせて購入させ、童夢が賃料という名目で、当時収益のほとんどなかった洋子さんの会社に購入代金を支払っています」と述べている。第3章 大富豪の財布の中洋子氏には、両親からもらった6億6,000万円(税引き後)があるし、岡本先生が母からの相続時に隠した資産の一部も洋子氏の懐に入っていると推察されるから、疑う余地もなくお金持ちだ。しかし、塚本幸一氏が亡くなってから15年(2013年起算)も経つが、お金持ちにはお金持ちなりの生活費が必要だろうし、稼げるような仕事をしていたわけではないから、これらの資産も、かなり目減りしていただろう。考えていただきたい。もし洋子氏が相続した遺産+岡本先生が隠した分(金額不明)のうち、まだ7億円をキープしていたとしよう。しかし、このたび私から収奪した資産(7億円)は私の資産の一部分だったのだから、そう考えると、洋子氏に収奪される前の私と洋子氏の資産の落差もどんぐりの背比べに思えてくるし、ひょっとしたら私の方が金持ちだったかもしれない。だとしたら、私を貧乏人呼ばわりしてはばからない大富豪の令嬢のイメージも変わってくるだろう。 もっとも、私の資産を奪ってからは、洋子氏の喧伝するように、その差は富豪令嬢と貧困老人そのものとなっているが。

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